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プログまもる会日記 

プログ

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社会に意見する方法

2011-02-28
私事ではあるが、自分は社会福祉士であるので、自己研鑽のため、日本社会福祉士会に入会している。当然、年会費がかかり財布に影響はあるが、昨今の業界情報を収集できたりや研修の紹介があったりとメリットも多いので、ずっと入会している。一昨年は4回、昨年は3回ほど自主的に研修に参加させてもらっている。研修の場では、参加者に個々の抱えている事例について、相談したり、ほかの会社の情報を交換したりもあり、日々の仕事とは異なり、とても新鮮で影響を受ける。・・・・研修先はほとんどが博多方面なので参加費・交通費がかかるのが難だが。
 入会の一番の目的は自己研鑽であるが、もうひとつその先にある効果は、加入そのものがソーシャルアクションにつながるということである。例えば医師であれば医師会、看護師であれば看護協会、介護福祉士であれば介護福祉士会、作業療法士であれば作業療法士会、理学療法士であれば理学療法士会、栄養士は栄養士会などの職能団体に加入することで、個人レベルでは解決できないであろう社会全体の課題に対して、意思の発信(法律見直しの提言など)が可能となるというメリットがある。つまりは社会(しくみ)を変える一員になれるということである。国の審議の場では、よく現場の声を反映すべく職能団体の代表の意見を聴取したり、審議会の委員自体に職能団体の役員が選出されたりするのである。その意見・発言は、その専門職から見たその分野の課題や改善策の考え方を反映している。つまり、その加入そのものが参加と行動につながり、結果として、法律を変え、介護や医療サービスを受ける人々の生活を変えていくかもしれないのである。
 当然、その団体の理念・方針・目的・活動内容に賛同できることが前提だが、もしメリットを感じるなら是非、専門職のみんなは職能団体に入会してほしいと思う。組織率は、医師は6割、理学療法士は8割、看護師は5割だが、社会福祉士は4分の1と低く、介護福祉士もしかり(ウィキペディア調べ)・・・。相談員と介護職のみなさん、これでは社会を変える力には不十分。専門職ならもっと社会に訴えようではないか。



認知症の医療支援の必要を思う

2011-02-13
相談受付時やサービス利用開始時にまずはアセスメント(調査)をすることになっているのだか、よくその情報を見て思うことがある。
それは、相談事例の中には認知症の症状があるケースが増えてきたが、その割には「認知症医療」との係わりがあまりにも少ないという実態からである。
明らかに本人に不安感、焦燥感、抑うつ、幻覚、妄想などの精神症状がみえるのに、初期段階の対応がなされていないというケースをよく見るのである。
 
認知症は初期に治療を開始することでかなり進行を遅らせることが可能となってきた。認知症の治療薬の開発も進んでいる。しかし、それだけで認知症を克服することはできない。上述の実態からも、治療薬を手にすることよりもむしろ一般の人が認知症に対する広い知識を持ち、認知症への初期対応が医療機関との連携の下にスムーズに行われるようになることが、認知症の方と家族の生活の質の維持には大切だと思うのである。
そのためにどうすればよいのか。行政や医療機関だけの問題ではない。介護従事者ある私たちからも、より積極的に医療関係者やご家族らに働きかけていく必要があると考える。
 
 
 

雪の中の国家試験

2011-01-30
今、外は雪が降っている。明日のデイサービスの車両送迎はできるだろうか?そんなことを心配をしている。積雪の具合によっては、自宅までお迎えに行けない利用者も出てくるかもしれない。もし、そうなれば、リハビリや、入浴など楽しみにしている利用者や介護負担の軽減のために利用しているご家族には申し訳ない。
 さて、今日は介護福祉士の国家試験(筆記試験)の日である。少しこの試験について触れてみる。

 介護福祉士国家試験の筆記試験の範囲は他分野にわたっており、次のとおりである。
 ・・・・[1]社会福祉概論 [2]老人福祉論 [3]障害者福祉論、リハビリテーション論 [4]社会福祉援助技術(演習を含む。) [5]老人・障害者の心理 [6]家政学概論、レクリエーション活動援助法 [7]医学一般、精神保健 [8]介護概論 [9]介護技術(一問一答問題) [10]介護技術(事例問題) [11]形態別介護技術(一問一答問題) [12]形態別介護技術(事例問題)・・・・
 
 全部120問が出題され、だいたい全体の3分の2以上の正解が合格ラインとされている。筆記試験の合格者は、次に実技試験を受け、初めて介護福祉士として登録可能となるわけである。・・・(ちなみに私HP管理人は二度目で合格した。実技試験で一度落ちたのである。実技試験はけっこう緊張するのだ。数名の評価者に見張られるし、対象となる要介護者のモデルは若い女性(たぶん学生)だし・・・。あがり症にはほんとにきつい )

 試験合格率は大体50パーセント前後で毎年推移し、なかなかの難関だ。当法人においても、今この寒い中、5名ほどの介護職員が受験で悪戦苦闘中である。日頃の勉強の成果が出て、よい結果がでることを願っている。みんながんばれ!!!




社会保障審議会の報告書から

2011-01-07
 年が明け、2011年到来である。2000年に介護保険制度が施行されたので、10年が経過したということになる。  少しずつ暮らしに定着したこの制度も、財源難の中の介護費用の増大という問題もあり厚生労働省では熱い討議が行われ、11月25日になんとか報告書がまとめられている。その中身をみると、どれも注目すべきこれからの方向性が示されている。
私がとくに気になるのは、老人保健施設の部門で、本来の目的である在宅復帰機能を発揮していると入所期間が長期化する施設では異なる評価が行われるかもしれないということである。報告書に中で、次回介護報酬改定では「終の棲家としての機能や在宅復帰支援機能といった施設の機能に着目した評価を検討する必要性」を明示しているからである。
きっと次回報酬改定で、質の向上、機能分担を理由に徹底した重点配分が行われるだろう。「歳出増または歳入減を伴う新たな施策の拡充を行うには、原則として恒久的な財源を確保する」という原則が審議の中で強調されている点で、当然、保険料や公費負担を引き上げるにはおのずと限界があるため、国はきっと次回改定で、質、機能分担を理由に徹底した重点配分が行われるだろう。
当施設の場合はどうだろうか。青海山荘は入所期間が長期化している現状である。となれば、今後どのような特色をだしていくべきか・・・。今後の施設運営の課題でもある。

 さて、写真は今年の施設で用意されたおせち料理です。箱に詰められてきれで、とてもおいしそう。みんなおなかいっぱいになるまで食べました。


身体拘束廃止研修レポート

2010-11-30
先日、身体拘束廃止について、看護職員が外部研修に参加した。内容は以下のとおり。
一日目: ・認知症高齢者及び身体拘束認識のための基礎知識?(人権、成年後見制度)
    ・身体拘束認識のための基礎知識?(重症心身障害者施設の取り組み)
    ・身体拘束認識のための基礎知識?(看護のための法学)
二日目: ・実践報告(介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、)
三日目: ・演習(事例検討会、グループワーク)

以上三日間の研修を終えての参加者のレポートの一部を抜粋。
「身体拘束は未だに施設で行われている実態がある。当施設でも身体拘束ゼロの手引の中にある身体の自由を奪う具体的な行為については実施することは当然ないが、本人の意に反する車椅子への長時間の移乗や言葉による拘束が気になるところである。今行っている介護や声かけが行動制限になっていないかという視点で見直すことが必要であると感じた。それには認知症をより理解することが求められており、その理解こそが身体拘束廃止につながると考える。」
・・・・以上

安全のためといって、安易に本人の行動を制限することは、本人の意欲を削ぐもので、それは本人の心身に大きな悪影響を及ぼすことは分かっている。   当法人では、拘束をしないことを利用契約でうたっている。もちろん事故のリスクは高まるが、どんな人でも、生活にリスクはつきものである。この身体拘束廃止の問題については、業界内だけでなく、もっと外(家族や地域の人)へ、身体拘束は虐待行為であること、人権の問題でもあることを発信することも介護事業所の使命だとこのレポートを読んで思った次第である。




社会福祉法人
まもる会
福岡県築上郡築上町大字湊1275
代表
TEL.0930-57-1110
FAX.0930-57-1120
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