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プログまもる会日記 

プログ

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地域の見守り強化で孤立化を防止を

2010-05-23
毎年、自宅で介護する家族が要介護者を殺害してしまう事件が発生している。すこし前になるが、神奈川の事件の判決がでた。
この事例、一人で介護という問題を抱えていたのだろうか?介護サービス利用等の関係は記事からは定かではないが、介護保険や社会福祉の法制がいくら整備されても、このような事件が無くならない背景の一つに、事態の小さなときに専門のサービス・法的サービスにつなげる機能、地域社会の気づき見守り機能の弱体化があると思う。  「心配事があるなら相談に」という相談窓口的の姿勢では、ニーズは潜在化したままのケースも多いと思う。周囲が「どうかしましたか?何かお困りでは?」と「地域の人」が見守る地域であったなら、もしかしたらではあるが、この最悪の結末は避けられたのかも・・・。
介護や福祉の専門家と地域の人との連携がより今後広がることを願いつつ、「自分には何ができるのだろう。ただ自分の勤める職場の高齢者だけに目を向けているだけではだめだ・・・」といろいろ考えさせられる事例であった。
以下記事一部より
 「介護していた認知症の妻を殺害したとして殺人罪に問われた横浜市、被告(78)の裁判員裁判が17日、横浜地裁であり、裁判長は懲役2年(求刑懲役5年)を言い渡した。公判では、自身も認知症を発症しながら、介護する妻の病状の進行に絶望し、犯行に至った被告の姿が浮かび上がった。
 裁判長は「経緯には同情すべき事情がかなりある。執行猶予を付すことも視野に入れるべき事案」としつつ、人命を奪った事件の重大性や、「老々介護など同様の立場にある人への社会的影響も無視できない」と実刑に至った理由を説明した。
 判決によると、被告は昨年10月3日、自宅で介護していた妻(当時75)の頭をつるはしで殴り、ネクタイで首を絞めて窒息死させた。
■「認認介護」追い込まれた夫
 これまでの公判によると、妻が「レビー小体型」とみられる認知症を発症したのは昨年7月中旬。翌8月には症状が悪化し、家事ができなくなったり、会話が攻撃的になったりしたとされる。
 妻の発症後、被告は片道2時間の通院に付き添った。主治医から「幻覚であっても妻が言うことを否定しないように」との指示を受けた。「そうだね。お母さんが正しいね」と、妻が何を言ってもなだめ続けた。事件2日前の昨年10月1日、妻が初めて夜間に徘徊(はいかい)した。被告は「これから(徘徊が)毎晩なのか。手と足を結ばないといけないと思った」と振り返った。
 事件当日の同10月3日、妻が「教会に行く」と玄関で足をばたつかせた。「もう限界だ」。被告は妻をソファに座らせ「一緒に死んでくれ」と言った。拒否もせず、困ったような顔をする妻。「もう死ぬということもわからないんだ」と犯行を決めたという。
 自身も認知症と診断され、犯行前後のことは「記憶がすぽっと抜けている」と繰り返した被告。ただ、被告人質問で心境を問われると涙ながらにこう述べた。「あやめてしまったことは正しくない。けれど、あのまま生きていても可哀想すぎます」
 補充裁判員(29)は、閉廷後の記者会見で「母が自宅で祖父の介護をしていた。徘徊もあったので被告の苦しみはよく分かる」と話した。

母の日

2010-05-06
もうすぐ母の日である。このあいだラジオで母や祖母を特集した放送があり、聴き入ってしまった。植村花菜の「トイレの神様」、Metisの「母賛歌」など、どれも感動して号泣に近い状態であった。それは休日の運転中のことで、対向車の運転手は私を見てどう思っていたのか、少し恥ずかしい気持ではあるが、もう仕方がない。
さて、歌で聴くのもよいが、歌詞を改めて確認したくなったので調べてみた。とくに樋口了一の「手紙〜親愛なる子供たちへ」の歌詞は要介護者から子供たちへのメッセージであり、感慨深い。ご存じの方もいるとは思いますが、知りたい方に、ご紹介↓http://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/disco/cg17_lyric.html


調理、これもリハビリ

2010-04-25

青海山荘の二階では、毎月「お料理教室」を開催している。メニューはいろいろ、ケーキ、フルーツポンチ、クッキーなどのお菓子だったり、そのほかちらしずし、団子汁やお好み焼きなどいろいろである。卓上コンロやホットプレートを使って簡単にできる物が中心である。今日は「ちぢみ」を作っていた。中には少しは調理を援助あればできる人も、施設に入居すると「調理」を全くしなくなる。しなくて良い環境になってしまうのである。慣れ親しんだ家事活動は楽しみ・よろこびと直結しやすく、リハビリ効果が高いという。利用者にとっては、このような活動は大歓迎である。
さて、今日の出来栄えは?どうだったんだろう。僕には、おすそ分けないのかな〜。

 

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生活環境を知ること

2010-04-19
先日、利用者の方が亡くなられた。お通夜に介護副主任と参列してきた。最近は、ほとんどが式場での式が多い中、自宅でとり行われた珍しいケースだった。現地に行き、古い造りの自宅や周囲の自然豊かな環境を見て、「元気だったころは、ここで暮らし、子育てや介護をしてきたんだなあ」と日常の生活の場面を想像し、また感慨深くなった。施設入所中に、この風景を知っていれば、故郷や地元など身近なテーマで楽しく、話もできたと思い、少し残念な気がした。私達、職員は初めて利用者に会うときは、すでに要介護状態であるが、今の状態だけでとらえて介護するのでなく、その方がこれまで歩んできた人生全てを理解し、介護することが大切と頭では思ってきたが、自分は何も実践できていないと反省した一日だった。
介護において、慣れ親しんだ生活環境を知るということは、目指すべき「家庭的介護」に近づけるポイントなのである。ご冥福をお祈りしながら、そんなことを考えた一日だった。




法令遵守は倫理遵守

2010-04-17
 介護事業所の不正が多いためか、どこの研修の場でも法令遵守をテーマとした物が多い。そんな中、介護保険施設等の指導マニュアルや自己点検シートが厚生労働省から示されてきた。パソコンから印刷したらQ&Aもあわせ、厚さにして5?くらいの紙の束になった。内容としては自己チェックに使用しやすいので、今後の法令遵守徹底に役立てたいと思っている。5?と分厚いのも平成21年の改定で加算項目が増えたせいもあると思う。介護現場ではそれに伴う記録の手間も増大している。きちんとサービスを実施しているが、記録がなかなか追いつかない状況もある。しかし当然ながら記録をしていないと実施したこととはならない。時間の使い方、他職種間の協力関係など業務の見直しがまだ必要だなと感じた。
 さて、上述の内容は設備や人員や運営の基準を満たしているかというチェックだが、先日、高齢者施設で入居者への虐待事件が報じられていたが、このことを考えると、一番大切にしないといけないのは、高齢者の人権を擁護するという視点でサービスが提供されているかどうかという評価(サービスの中身のチェック)ではないかと思う。規則で定められていることはきちんとできているか、利用者の当たり前の生活をする権利は大切にされているか(サービスの質)はどうか、という二つのチェックをどうしていくのか、次の会議で提案してみよう。


社会福祉法人
まもる会
福岡県築上郡築上町大字湊1275
代表
TEL.0930-57-1110
FAX.0930-57-1120
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